「日本神話」とは

古事記『古事記(こじき、ふることふみ)』とは、和銅5年(712年)に完成したとされる日本最古の歴史書。奈良時代の初期、記憶力の優れていた舎人(とねり)の稗田阿礼(ひえだのあれ)に口伝えで読み習わしていた天武天皇の「勅語の旧辞」を、元明天皇が太安万侶(おおのやすまろ)に書き留めさせたと言われています。『日本書紀(にほんしょき、やまとぶみ)』は奈良時代に成立した日本の歴史書。日本における伝存最古の正史で、養老4年(720年)成立。「古事記・日本書紀」は「記紀」とよばれ、日本神話のもととされており、日本の各地に伝わっていた神話、伝説を書物としてまとめたもので、日本の風土、自然観をよくあらわしています。自然に恵まれた日本は、豊かな環境の中で、日本人の豊かなこころを表現しています。『古事記』『日本書紀』に登場する神々が、多くの神社で祭神としてまつられ、今日に至るまで日本文化に多大な影響を与え、古代の人々のメッセージを現代に日本神話という物語によって伝承されています。
※写真は 國學院大学図書館所蔵「古事記」(梵舜本)

「古事記」「日本書紀」と神社のかかわり

『古事記』『日本書紀』に登場する神々は、多くの神社で祭神としてまつられ、今日に至るまで日本文化に多大な影響を与えています。日本神話が伝える内容には、国土を生み、山や川、草や木、そして火や水の神々を生み、天の世界・夜の世界・地の世界を統治する神々が生まれます。古代の人々のメッセージを現代に日本神話という物語によって伝承され、未来に受け継がれ、日本人のアイデンティティやルーツの要となり、人々の生活や文化と深く結びつきながら、現代まで脈々と受け継がれています。

日本神話とは日本神話とは写真提供:神宮司廳

伊勢神宮は平成25年に第62回式年遷宮をむかえます。式年遷宮とは、20年に一度お宮を立て替え御装束・御神宝をも新調して、天照大御神に新宮へお遷りいただく伊勢神宮最大の重儀で社殿や御神宝類をはじめ一切を新しくして、完全なかたちでとり行うところに本来の趣旨があります。
※本ホームページにおける祀紀祭神を中心とした神々のお名前および表記は神社新報社承認のもと、同社発行の「日本神名辞典」に基づくものです。